昨年11月厚生労働省で実施された「過重労働解消キャンペーン」の結果が今回発表されました。
対象事業場は労働基準関係法令の違反が疑われる7,014事業場に対して行われたもので、このうち 、
4,711事業場(全体の67.2%)で労働基準関係法令違反があったという結果です。
主な違反内容をピックアップすれば
(1) 違法な時間外・休日労働があったもの: 2,773 事業場( 39.5 % )
うち、時間外・休日労働が1か月当たり80時間を超えるもの: 1,756事業場(63.3%)
同じく、月100時間を超えるもの: 1,196事業場(43.1%)
同じく、月150時間を超えるもの: 257事業場( 9.3%)
同じく、月200時間を超えるもの: 52事業場( 1.9%) という結果。
(2) 健康障害防止のため指導票を交付した事業場については
過重労働による健康障害防止措置が 不十分なため改善を指導したもの: 5,269 事業場( 75.1 % )
うち、時間外労働を月80時間以内に削減するよう指導したもの: 3,299事業場(62.6%)
他山の石とされたい。
以上
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